わぎょうの日記

アニメ・映画・雑記ブログです。

『キネマの神様』主演沢田研二がダメ親父を熱演 


youtubuから引用

とにかく

無類のギャンブル好きで

アルコール漬けの毎日

夢で見たから賭けなきゃならない

これは絶対来る等々

事あるごとに借金をしては

家族をも巻き込む

でも若い頃は皆が驚くほど

才能に溢れてた男の話

『キネマの神様』 

監督山田洋次作品

     ご紹介いたします。

 

最初に

往年のスター達が繰り広げるコメディだと

思っていたら、現在と過去を入り混じる作品で

面白かった。

松竹映画100周年を迎えた記念作品なのです。

若かりし頃のゴウに菅田将暉氏や

野田洋次郎氏・永野芽郁氏・北川景子氏の

熱演も見どころですよ

過去パートの成り行きも面白かった。

youtubuから引用

あらすじ

ギャンブル好きでアルコール中毒

ダメな親父円山郷直(通称ゴウ)78歳

借金をしては家族が返済していたが

また繰り返し、借金取りが娘の職場や

自宅にもやってきてしまった。

これに対して腹を立てた娘 

歩と妻の淑子は金銭を手に入れる

手段を奪うのである。

家を出たゴウは昔の映画仲間(テラシン)が

やっている映画館に出向く

来るなり、金を貸せの言葉に

耳を貸さずに、次の上映の為の試写を

見ないかと誘う。

その作品は彼が助監督していた出水監督の

花筏』だった。

試写が始まるとゴウはテラシンに

女優の顔のアップの時目の中に自分が写っている

というのである。

ゴウの若い頃は映画監督を夢見てシナリオを

書いていた。

テラシン、園子、淑子たちは、

その奇抜なシナリオの出来に驚愕し歓喜した。

ゴウはテラシンに淑子を引き合わせた日に

テラシンは心を奪われた

テラシンの恋の行方は?

映画に青春をかけるゴウは?

ゴウ、テラシン、淑子に待ち受ける未来は?

youtubuから引用

キャスト

沢田研二・・・円山郷直(ゴウ)

菅田将暉・・・若き日のゴウ

宮本信子・・・円山淑子

永野芽郁・・・若き日の淑子

小林稔侍・・・寺林新太郎(テラシン)

野田洋次郎・・・若き日のテラシン

寺島しのぶ・・・円山歩(娘)

前田旺志郎・・・円山勇太(孫)

北川景子・・・桂園子(女優)

リリー・フランキー・・・出水宏(監督)

松尾貴史・・・森田

志尊淳・・・水川

広岡由里子・・・淑子の母

原田泰造・・・家族の会主催者

片桐はいり・・・映画館の常連女性客

今井翼・・・木村

前田航基・・・照明助手

北山雅康・・・借金取立人

松野太紀・・・司会者

迫田孝也・・・岡村

youtubuから引用

前半に往年のスターが勢ぞろいである。

沢田研二 言わずと知れたタイガースのジュリー

宮本信子 タンポポマルサの女、あげまん等の代表作

小林稔侍 鉄道員(ぽっぽや)で最優秀助演男優賞

寺島しのぶ 「キャタピラー」で優秀主演女優賞 他複数受賞

監督・脚本山田洋次

寅さんのシリーズを始めとして、沢山の名作を送り出した。

主題歌がRADWIMPS feat菅田将暉

「うたかた歌」

コロナさえ無かったら

志村けん氏が主演を

やるはずだった作品なのです。

印象に残った面白シーン

試写のシーンで

ゴウが映画館の販売用のビールを

こっそりと持っていくのが滑稽な姿である。

 

海でのシーンを撮影するのに、

トイレで女優がいないとの事で

監督の無茶ぶりが面白い

 

昔のシーンを再現するには

大変だったのではないかと思う

 

カットとカットの間に神様が宿る

(GOD OF キネマ)

ゴウがテラシンに淑子を紹介するシーンの中の言葉

まだまだいっぱいある面白シーン

探していただきたいな

最後に

キャストも豪華で意外に面白かった。

前半の現代パートでのゴウのダメっぷりを

熱演してた沢田研二氏に賞賛したい。

ちょっとクサイかなぁ~思う演技でも

滑稽で時折クスっと微笑んでしまう

愛すべきダメ親父だったんじゃないでしょうか

過去パートもゴウの鈍感さにや

テラシンの純情そうなとこも

面白味があった。

喜劇のおもしろさと感動シーンもあり

大変楽しく観れた作品である。

アマプラで配信中である。