わぎょうの日記

アニメ・映画・雑記ブログです。

『ジョゼと虎と魚たち』彼女から見る世界はどんな風に見えるのだろう

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※画像は全てYoutubeから引用

出会いは突然やってくる。

通学中の曲がり角?

満員電車?

トースト銜えた女の子?

そんな夢の様な出会いから

始まる恋愛

だがこれは、坂道からの女の子ミサイル

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まさに運命の出会いか?!

一見変なタイトルだが

実写には邦画、韓国でも映画化されている。

今回のアニメは

ジョゼと虎と魚たち

          ご紹介しましょう

最初に

先程にも書いたが、変なタイトルだと感じて

いたのだ、だからかレンタルショップで見か

けてもスルーしてた作品だ。

そして、アマプラで、このタイトルを見た時

は懐かしさと驚きがあった。

アニメになって、まさか観るとは思っていな

かったからだ。女の子がミサイルのよう飛ん

でくるなんてアニメならでは演出でも、”こん

な出会いしてみたいわ”と思わさる。

ブコメディとは感じえないタイトルだった

ので観て余計に驚いたのだった。

実写も機会があったら観たいと思った作品だ

った。

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あらすじ

海洋生物学を専攻している鈴川恒夫はバイト

帰りの夜に、坂を車いすで激走して投げ出さ

れる女性を助けようとして恒夫は激突する。

女性は祖母と散歩中、人にぶつかり坂を下っ

てしまったからだ。彼女は怪我もなく無事だ

ったが、彼の夜ご飯は無残なものだった。

彼は彼女の祖母に招待され食事を馳走になる

その時に色々話しているうちにバイトを祖母

に紹介される。

そのバイトとは、ジョゼこと山村クミ子の注

文を聞くだった。最初はジョゼの意地悪から

始まるバイト、どの位正座出来るとか畳の目

を数えろ、四葉のクローバーを集めてこい等

なのだった。

そんなあくる日、恒夫は留学先の学校も決ま

り、夢に近づく恒夫だった、一方ジョゼは外

へ自由に出掛ける事に思いを馳せる。

恒夫はジョゼのバイトを辞めるのを伝える為

訪れたが家には誰もいなかった。ジョゼは車

いすで一人で抜け出した、どうしても海が見

たい為だった。

生まれつき足の悪いジョゼは、父から海の話

を聞いただけだったので、海を見に行きたか

ったのだ。踏切の前でジョゼを見つける恒夫

は海を見たがるジョゼに戸惑うが、根負けし

て連れて行く事にした。

この日を境にジョゼの心は恒夫に近づいてい

く、祖母に外出禁止を申し渡されるが、祖母

の昼寝中に内緒で出歩くようになっていく、

友達もできて世界が広がっていくジョゼ、

彼女の知的好奇心を刺激してくれる恒夫の存

在がジョゼの想いをドンドンと大きくなって

いった。ジョゼの変わり様に驚く祖母は内心

喜んでいた。束の間、祖母は他界してしまう

一人ぼっちになってしまったジョゼは自立す

る事を決心するのであった。

迫る恒夫の留学

ジョゼの恒夫への想い

二人の関係の行きつく先は・・・

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劇場アニメ 

スタッフ

監督 タムラコータロー

脚本 桑村さや香

原作 田辺聖子

音楽 Evan Call

主題歌 Eve「蒼のワルツ」

編集 坂本久美子

制作会社 ボンズ

製作会社 ジョゼと虎と魚たち政策委員会

キャスト

鈴川恒夫・・中川大志

  海洋生物学を専攻する22歳の大学生

  メキシコの大学に留学する為にバイトを

  している  

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山村クミ子/ジョゼ・・清原果耶

  生まれつきの足の悪い、華奢な女性

  祖母と暮らしている24歳

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二ノ宮舞・・宮本侑芽

松浦隼人・・興津和幸

  恒夫のバイト仲間、舞は恒夫に想いを

  寄せている

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岸本花菜・・Lynn

  図書館の司書、ジョゼと恒夫が訪れた時

  ジョゼと同じサガンのファンから交流が

  生まれ友人となる

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山村チヅ・・松寺千恵美

  ジョゼの祖母、意地悪そうだが実は・・

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諭吉・・河西健吾

  ジョゼの飼い猫ではない。

  住み着いている野良猫、

  恒夫に名付けられる

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近藤教授・・尾花かんじ

  恒夫の海洋生物学の教授

水島・・内田夕夜

  相談支援員

藤田・・浦山迅

  民生委員

西田店長・・盛山晋太郎(お笑い芸人 見取り図)

  バイト先のダイビングショップの店長

駅員・・リリー(お笑い芸人 見取り図)

医師・・てらそままさき

キャッチコピー

「ずっと、届ないと思ってた・・・。」

「やさしさも、涙も憧れも、ぜんぶ。」

「この冬、一番の思い出を一緒に。」

ありふれた言葉と思うが、この作品を見ると

すごくいいものに感じる言葉だと思う。

 

数々の面白いところ

人がどのくらい長い時間、正座できるのか

四葉のクローバー集めてこい

等のヘンなバイト

 

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『虎、虎だらけや』

このセリフには身障者が不埒な健常者に

対しての想いが伝わる言葉ではないだろうか

 

『クイズ出されてん。海の水はどんな味が

するのか』

生まれた時から不自由だったからの父親との会話の記憶

 

『ばあちゃん、外は怖いものだけじゃないで』

このセリフにばあちゃんのの表情とその後の

リアクションがユニークだった。

 

 

最後に

健常者と障害を持つ相手とは恋愛が成立する

のか?

結局はお互いの気持ちなのだろうと思うが、

恋愛感情もそうだが、かなりの献身的な想い

や行動もないと長続きしそうにないと思える

だが、所々に恒夫のジョゼを通した俯瞰的な

目でみる言葉に感銘を感じる。

ずっと気になっていた作品だった。タイトル

が妙に記憶に残る印象だ、タイトルで判断し

てたのが恥ずかしいと思った自分がここにい

ます。最初の方にも書いたが、機会があれば

実写も観てみたいと感じた作品である。

実写は妻夫木聡池脇千鶴の主演だが、どう

ゆう表現で描かれるのか楽しみである。