わぎょうの日記

アニメ・映画・雑記ブログです。

『僕だけがいない街』わが故郷が誇るアニメ作品

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YouTubeから引用

 

時間は不可逆だが、もしも・・

もしも戻れるとしたら・・

あなたなら、どこまで戻りますか?

小学生?入試の1年前?

誰でも一度は考えた事があるのでは

ないだろうか?

自分の思った通りに行けたら、どんなに

素晴らしいだろうか、それとも、やり直しの

連続で神経が疲弊するかも知れない。

偶発的に起こる能力に翻弄される

少年の物語

僕だけがいない街

           をご紹介します。

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※画像は全てYouTubeから引用

僕だけがいない街」の面白味

漫画、アニメ、映画とコンテンツ化している

訳なのだから、面白さは保証済みではないだ

ろうか。

このアニメ作品が放映された時は職場での

話題が事欠かなかった。

加代の「馬鹿なの」のセリフに萌え痺れてい

た方も少なくないはずだ。

本屋さんに立ち寄ると

このマンガがすごい!2014” オトコ編15位

マンガ大賞2014” 第2位

等のポップが目を引いていた。

2017には10月にフランスのSF専門出版社

「ActuSF」が選ぶ「歴史改変SF大賞」にて

グラフィック賞に選出されるほどの作品なの

である。

同年12月にはネトフリにて連続ドラマ化も

されているのだ。

わが故郷の苫小牧を舞台にした作品なので

思い入れも深いです。

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「僕街」あらすじ

売れない漫画家の藤沼悟はバイトのピザ配達

の途中、対向車線のトラックの運転手の異変

に気付く、そして本来なら児童が事故に

あう所を阻止して自身が2日間の入院する

怪我をする。

入院することにより、バイト仲間の愛理と

親しくなる機会を得る事になる。

事故を阻止したのは偶然ではなく、良く

ないことが起きる前兆で「再上映(リバイ

バル)」と呼んでいる能力が発動する事が

あり、異変が無くなる迄タイムリープ

繰り返されるのだ。

そして、事故の知らせを聞いて悟の母

佐和子が上京してきたのだ。

退院した、あくる日佐和子と買い物に

出た悟だったが、またしてもリバイバル

が起きる。悟は佐和子に何か周りで変わ

った事がないかと話、二人で見渡した。

その時、佐和子は子連れの男と目が合い

未然に防がれる事となる。

この時、佐和子の脳裏には1988年に

北海道で起きた連続誘拐殺人事件の

真犯人ではないかと気づく、しかし何者

かに殺害されてしまうのだ、悟は帰宅し

て佐和子の遺体を発見し狼狽えている時、

近所の女性に発見され通報される。

近所を逃げまどい警官からも逃げている

途中でまた、あのリバイバルが発動する

だが何時ものリバイバルではなく1988年

2月15日の北海道にタイムリープをする

事になるのだ。

1988年に起きた連続誘拐殺人事件は、

クラスメイトの雛月加代と杉田広美が

殺害されるのだ。

悟はこれを阻止しようと動き始める事

になる。

悟は二人を守る事ができるのか?

この事件の結末は?

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僕街 各話リスト

第一話  走馬灯

第二話  掌

第三話  痣

第四話  達成

第五話  逃走

第六話  死神

第七話  暴走

第八話  螺旋

第九話  終幕

第十話  歓喜

第十一話 未来

第十二話 宝物

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原作:三部けい

アニメーション制作:

          A-1 Pictures

主題歌

オープニング

「Re:Re:」 ASIAN KUNG-FU GENERATION 

エンディング

それは小さな光のような」 さユり

 

「僕街」アニメキャスト

藤沼 悟:満島真之介(成人)

                  土屋太鳳(小学生)

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雛月加代:悠木碧

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片桐愛梨/アイリ:赤崎千夏

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藤沼佐知子:高山みなみ

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白鳥潤/ユウキ:水島大宙

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小林賢也/ケンヤ:大地葉(小学生)

                               柄本佑(成人)

杉田広美/ヒロミ:鬼頭明里(小学生)

                              田丸篤志(成人)

カズ:菊池幸利

修/オサム:七瀬彩夏

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左からヒロミ、カズ、ケンヤ、オサム

 

柳原美里:木野日菜

 

浜田コウイチ:吉田麻実

 

中西彩:金子彩花

 

八代学:宮本充

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西園学:大泉一平

 

高橋:竹内栄治

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澤田真:大川透

 

雛月明美岡村明美

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北村:浜田賢二

 

丸久美:宇山玲加

 

杉田未来:悠木碧

 

実写映画キャスト

藤沼悟:藤原竜也(小学生 中川翼)

片桐愛梨:有村架純

雛月加代:鈴木梨央(成人 森カンナ)

八代学:及川光博

藤沼佐知子:石田ゆり子

上映時間120分

映画独自のエンディング

ネトフリドラマキャスト

藤沼悟:古川雄輝(小学生 内川蓮生)

片桐愛梨:優希美青

雛月加代:柿原りんか(成人 吉谷彩子)

八代学:戸次重幸

藤沼佐知子:黒谷由香

26~32分の計12話

原作に忠実に描かれている。

「僕街」内で出てくる背景

王子製紙の煙突

 

歩道橋 この場所以外にも同じものがある。

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タイヤの遊具

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高層市営住宅 実際は河原近くにはない

河原からは結構離れている。

悟たちが遊んだ場所に似たところ発見

右の方に小さな建物が見える。

悟たちのアジトのモデル?

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悟の住んでいたような平屋の住宅は、今でも

苫小牧市内に点在している。

現在の住吉町は市営住宅が並んでいるが、

下の写真のような平屋の公営住宅がありました。

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加代や悟が通ってた学校からの距離から考えてもこの場所である。

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「僕街」面白いセリフ

ここからは、セリフなのでネタバレ有です。

声に出てた編

緑の部分が悟の心の声が漏れたセリフ

 

「馬鹿なの」

”ド直球だな”

「第一声がそれかよ」

 

「でもさ、最近の藤沼は少し話し易い」

「雛月に嘘言わないと決めたからな

 

「加代の母親がうまく隠してしまうだ。児童

相談所は先月2~3回視察に来てくれたんだが

感がいいのか全て加代を連れて外出していて

聴き取り調査が行われていない。」

「なんだそりゃ使えねぇな」

 

「藤沼 なにかあった?」

「あっいや」

「土曜日は雛月とデートだから遊べない」

とでもいうか

 

「藤沼おはよう」

「おはよう雛月」

”良かった月曜だけど遅刻しなかった”

「顔きれいだな」

 

「来たよ悟さん。約束通り一人で来たよ」

「うん、警察の罠の可能性まで考えた自分が

恥ずかしい」

 

「今目の前にあるのはきっと、全部途中経過

だよ、結末は全部先の事でまだ誰にも解らな

いんだから」

「アイリ本当に君に会えてよかった」

 

「悟、説明して」

「途中で投げ出さなかったからこうなった」

「でかした。あんた達」

「そう言ってくれると思ったよ」

「先に叱られると思ったけど」

 

就寝シーン悟と加代の間で寝るサチコが

ぽつりと一言

「私、邪魔だべか?」

「うん」

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「僕街」悟が加代と土曜にデートした場所

苫小牧市科学センター

本作、放映当時は熊のはく製は博物館の

倉庫の中でしたが、今は公開されてます。

筆者が小学生の時も、このはく製は、この

場所に配置していました。

現在は、この熊のはく製の隣に「僕街」

のブースが入館してすぐお出迎えしてくれ

ます。

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恐らく悟や加代が見たであろう、現在でも

ある展示物がこれである。

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筆者が見た頃から、もう40年も経っている

代物である。ダットサンはきっと塗装し直

したと思う、昔見たのは、ここまで奇麗で

はない。

そのデート場所の現在は、

宇宙船「ミール」の展示館でもあるのだ。

だが、この宇宙船は予備機であって、宇宙

には、いってないのだ。

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僕街はやっぱりおもしろい

故郷なので、どうしても強く押し気味だが

面白い作品なのです。

チラチラと見せる苫小牧市内のあるものに

共感というか、ファンの方々に是非とも

見ていただきたいと思う。

又、訪れて聖地探訪の空気を胸いっぱいに

吸い込んで悟や雛月を感じて欲しい。

最近はウマ娘のホッコ―タルマエや

キスマイの藤ヶ谷君主演の

「そして僕は途方にくれる」の聖地でも

あるので思いは一杯である。