※画像はYouTubeから引用
もしも、視力が95%失ったら
あなたはどうしますか
この映画のタイトルの”5パーセント”しか
見えない世界で普通の生活や仕事に挑む
青年の物語
実話を映画化!
『5パーセントの奇跡~嘘から始まる素敵な人生~』
ご紹介します。
この物語はホント感動作です。
人と人の繋がりの物語もありますが、本人の
夢への強い想いが伝わる情景があります。
感激、感動されたい方、優しい世界を感じた
い方は観て欲しい作品だと思います。
そして、夢や希望のある方もご覧になっては
いかがだろう
「5パーセントの奇跡」感動の実話!あらすじ
ホテルマンの夢を持つ青年サリーは、ある日
、目の病気を患ってしまう。先天性の病気で
視力の95%を失うのだった。周りは盲学校を
勧めるが、夢を忘れたくないサリーは、ひた
すら努力して普通高校を卒業する。だが、そ
の夢のホテルマンになるために応募するが、
病気のために落とされてしまう、めげない彼
は病気を隠して応募しミュンヘンの最高級5
つ星ホテルに見習い研修生として働くことに
なるのだ、根が真面目であり、今までの生活
の中で培ってきた抜群の記憶力と聴力で周囲
に病気を悟られない様に挑むのであった。し
かし、それは続かず同じ研修生のマックスを
始めに気付かれていくが、気づいた人たちが
親身に協力して課題をクリアしていく、野菜
をホテルに収めている情勢ラウラに恋をして
、公私に充実した生活を送る。
だが、ある日、父が金品を持ち、家族を捨て
てスリランカへ逃げてしまう事から、サリー
への負担が多くなっていくのである。
収入の足りなさから、バイトをしなくては、
ならなくなったサリー
ここから、状況が変わり、疲労し研修も失敗
しラウラとの間もギクシャクしていくのだ。
サリーは、この降りかかった問題をクリアで
きるのだろうか
「5パーセントの奇跡」主要キャスト
サリヤ(サリー):
演 コスティア・ウルマン
声 平川大輔
スリランカ人の父とドイツ人の母を持つ
先天性の目の病気で95%の視力失っている
マックス:
演 ヤコブ・マッチェンツ
声 坂口周平
父がホテルの経営者であり、サリーとは
研修生仲間、遅刻を庇われてから、サリー
には親身である。
ラウラ:
演 アンナ・マリア・ミューエ
声 川端麻衣
ホテルに野菜を納めているが、農場経営者
の娘であり、シングルマザーである。
クラインシュミット:
演 ヨハン・フォン・ビューロー
声 ふくまつ進紗
ホテルのレストランの責任者で教官
サリーへの当たりが強く、凄く厳しい。
フリート:
演 アレクサンダー・ヘルト
声 蓮岳大
ホテルの人事部長で高く評価している。
クローン:
演 ミヒャエル・A・グリム
声 こばたけまさふみ
料理長。目の病気を知ってから助けて
くれるようになる
ハミード:
演 キダ・コードル・ラマダン
声 宮本誉之
アフガンの難民だが元外科医
サリーの助力により救急隊員に転職
シーラ:
演 ニラム・ファルーク
サリーの妹。サリーの面接の時に
色々調べてサポートしてくれた。
ダグマー:
演 ジルヴァ―ナ・クラパッチェ
サリーの母
「5パーセントの奇跡」魅力
伝記コメディではあるが、何と言っても
サリヤ・カハヴァッテ氏の自伝を基にした。
ヒューマンドラマだからこその魅力だろう
仲間に恵まれている。
病気を知ったマックス、ハミード、料理長の
クローンが色々と助けてくれている。
中でもマックスが病を知っても見捨てず、献身
的に二人で課題をクリアする姿に、感銘を覚え
るのではないだろうか。
本人の仕事への真摯な姿
ホテルマンへの夢や憧れでチャンスを掴んだサ
リーが、課題を一つ一つ視力以外の感覚でクリ
アしていく姿は、なるほどと感心させられる。
グラスを磨くシーンにおいては、何度も洗い直
しを言い渡されるが、普通なら投げ出す事もや
り続ける姿に真摯な姿が反映して見て取れる。
「5パーセントの奇跡」撮影秘話や監督
撮影に際して、コスティア・ウルマンが特注の
コンタクトレンズや訓練用ゴーグルを使用して
演じた。
監督は、反ナチスを訴えた実在の女性の映画
『白バラの祈り ソフィー・ショール 最後の日々』
でアカデミー賞国語映画賞の候補作でもある。
マルク・ローテムント氏である。
感想とまとめ
サリヤ・カハヴァッテ氏の自伝を基に生まれた作品で
、夢を捨てないで追い求めた、サリヤ氏の人物像を容
易に想像させてくれる。明るく前向きで魅力的な方だ
と思うので、彼の周りも引き寄せられたのでは、と思
う。
視力障害という絶望的な状態の中でも、ホテルで働く
姿や暮らしの中で、リアルかつコミカルに描かれてい
るのが、彼の性格を物語っている。
印象的だったのは、虫メガネです。鏡やグラスなど汚
れを確認するシーンや小さな文字読むときのシーン、
また、特徴的なのは歩数や階段の数を、行動範囲の中
で記憶したり、視力以外の感覚を全てをフル稼働で挑
むのは、驚異的なものと感じた。
自分を信じて夢を追う事のが、この映画メッセージを
、シーンのあちらこちらに埋め込められていて、可能
性に挑戦すると言う事の大事さが強く表れている。
嘘から始まった事だが、彼が努力で引き寄せた奇跡だと思う