※画像はYouTubeから引用
エクソシストと名前が付く映画が、
また一つ
オカルト映画の作品群に名前を連ねる。
悪魔はいるのか?
精神疾患的な病気ではないのか?
ラッセル・クロウ ホラー初主演
『ヴァチカンのエクソシスト』
ご紹介します。
最初に
我々の世代だと1970年代と1990年代のオカル
トブームを知っているが為に、この作品は、
あまり怖さを感じないがラッセル・クロウが
好演していると感じる。また、悪魔に憑依さ
れるヘンリーの子役も印象的な演技をされて
いる。
1970年代は”エクソスト、サスペリア、キャ
リー、ヘルハウス、オーメン”をへて80年代も
ルム街の悪夢”を生み、90年代は”ファイナル
デスティネーション、リング、呪怨、着信ア
リ”等を観てきたので、怖さ的には物足りない
が良く出来ている。
う事にも関心深いことである。
YOUTUBEでの差し込みCMで興味持っていた
ので楽しみにしていた。CMでのスパイダーウ
ォークは凄く印象に残っている映像だ、そし
て主演のラッセル・クロウというと筆者は”レ
・ミゼラブル”のジャベール警視正を思い出し
ます。あの作品では脇役ではあるが素晴らし
い演技の俳優である。
あらすじ
1987年6月4日 イタリア トロンペーアの村
で一人の青年が悪魔憑きと確認され、一人の
神父が派遣された。神父は到着するとすぐ青
年の家族に協力を求めると彼の元へ、そして
対決を始める。罵る悪魔を冗談を交えながら
挑発する神父その傍らには豚が1頭、悪魔は
その挑発に乗り豚に憑依するとすぐ射殺され
青年への悪魔祓いは成功したのだった。
される。豚を許可なく生贄に使ったことで、
もう一人の神父からの報告によるものだった
その呼び出された神父こそ、ヴァチカンのチ
なのである。
同じ頃、スペインのカスティーリャのサン・
セバスチャン修道院跡を相続したジュリア、
エイミー、ヘンリーの3人の家族がアメリカ
から訪れた、そしてそれは突然目覚めヘンリ
ーに憑依の兆候が始まった、さらに修道院の
修繕の作業員に事故が起き工事は中止になっ
てしまう。ヘンリーに更なる異変が起き始め
家族に不吉な言葉をかけるのだった。医者に
診せたが”サイコシス”精神疾患ではないかと
言われる。憑依は急速に進みヘンリーに憑い
た悪魔は司祭を連れてこいと言い放つ、そし
為、修道院に向かうのだった。
到着後、すぐにヘンリーと対面するアモルト
はベッドの傍らで祈りを始める。急速にヘン
リーに憑依する悪魔は”祈りは無駄だ”と言い
放つ、悪魔の名前を聞き出そうとするが、悪
を見つけ、その中に悪魔の名前を見つけるの
だった。
ヘンリーとその家族を守る事が出来るのか?
悪魔の真の目的は?
キャスト
ガブリエーレ・アモルト神父:
から深い信頼を得ている。
トマース・エスキベル神父:
ダニエル・ゾヴァット
スペインの司祭
ジュリア・バスケス:
アレックス・エッソ―
一年前にパートナーが他界した事で、彼の家
系が代々相続しているサン・セバスチャン修
道院の修繕をして売却する事を考えている。
ヘンリ―:
ピーター・デソウザ=フェイオニー
ジュリアの息子で、彼の父が亡くなった時に
居合わせた、その結果、口を利かなくなった
エイミー:ローレル・マースデン
ジュリアの娘でヘンリーの姉
アモルト神父の良き理解者
ルムンバ司教:コーネル・ジョン
アモルト神父の良き理解者
サリバン枢機卿:ライアン・オグレイディ
ソシストから降ろそうとしており、悪魔の
存在を信じていない。
アスモデウスの声:ラルフ・アネイソン
神父の著書『エクソシストは語る』による実話
エクソシスト(悪魔祓い師)として世界的に
知られているガブリエーレ・アモルト神父
彼の著書『エクソシストは語る』を元に作ら
れた作品
1925年 イタリア北部のモデナで生まれる。
1954年 司祭に任じられる
1986年 ローマ教区でエクソシストとして勤務
エクソシストの第一人者カンディド・アマン
ティーニ司祭に師事しました。
1990年 国際エクソシスト協会を設立、2000年
まで会長を務めた。
2016年 9月21日 91歳で死去された。
行ったとし、エクソシズムに関する著作多く
発表している。社会的な出来事にも見解を発
表しており、例として、
国)について「ISはサタンだ」と表明したり、
「ハリー・ポッター」シリーズを黒魔術を信
じ込ませるものと非難したり、ヨーガをヒン
ドゥー主義に誘う悪の源と非難したりした。
悪魔の名前
悪魔のひとり
トビト記
ギリシア語 アスモダイオス
ヘブライ語 アスモダイ(アシュメダイ)
フランス語 アスモデ
等の表記がある。
悪魔学によると
悪魔学によると激怒と情欲の魔人であり、七
つの大罪では色欲、悪魔の前は智天使だった
とされる。
終わりに
どこかしらに冗談を交えながら話す、ひょう
きんな映画の中のアモルト神父、実際ではど
うだったのだろうか?と神父自体を深掘りし
てみたくなった。
冒頭の「悪魔の存在を否定する時、悪魔は喜
ぶ」等の文章や作中の悪魔は冗談を嫌うとか
には、前者は否定された方が、この世界での
活動が容易となるし、後者では真面目な堅物
感を漂わしている。流石に元天使なのかもし
れない。(堕天使)
今まで、沢山のエクソシスト系を観てきた、
悪魔憑きだけではなく精神疾患の事も語られ
ていたので面白かった。
エクソシストとは、分裂症や解離性同一性障
害等の人格統合と認識していたので、これら
以外のもの「悪魔」というものの存在の有る
無しには、まだまだ信じ難いものがある。
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