ムーミンを見て、ハイジを見て
フランダースの犬やラスカルを見て
育った我ら50代だが
名作劇場はいつから始まり
いつ終わったのだろうか?
数々の名作を教えてくれた
『世界名作劇場』
をご紹介します。
はじめに
前回書いてみた。懐かしの子供番組…の中で
も一部紹介したが、1番古い記憶ではムーミ
ったはずだ、最近YouTubeでハイジが動画で
あったので、つい最後まで見てしまった。
今見ても、とても面白い作品が多く、感動す
る名場面も多数存在している。そんな、懐か
しいアニメの名作劇場なんだけど、いつ始ま
って何時終わったのか興味が湧いて来た。こ
れもまた最近だがテレビCMにハイジやラス
カルなど使用されているので、さらに名作劇
場の知名度は高いと感ずる。
※番組画像は全てYouTubeから引用
いつから始まったのかな?
作品の数は解釈によって異なるが、最広義に
は1969年の『ムーミン』が一番最初だ
最初はカルピスまんが劇場からだった。
だが日本アニメーションの公式には1975年の
『フランダースの犬』を第1作と数えており、
2009年のBSフジの『こんにちはアン』の放送
で終了している。
スポンサーによって冠が違う
前述したように最初は
BSフジ
名作劇場作品群
カルピスまんが劇場から始まった世界名作劇
場だが、前回に少し紹介したアンデルセン物
語の名前もある。どろろから始まった、この
シリーズだが、幼い頃見ていたロッキーチャ
ックも懐かしい
カルピスまんが劇場
1969年4/6~9/28 全26話
1969年10/5~1970年12/27 全65話
1971年1/3~12/26 全52話
ムーミン(新)
1972年1/9~12/31 全52話
1973年1/7~12/30 全52話
1974年1/6~12/29 全52話
カルピスこども劇場
1975年1/5~12/28 全52話
1976年1/4~12/26 全52話
1977年1/2~12/25 全52話
カルピスファミリー劇場
1974年1/1~12/31 全53話
1979年1/7~12/30 全50話
1980年1/6~12/28 全49話
家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ
1981年1/4~12/27 全50話
1982年1/10~12/26 全50話
アルプス物語 わたしのアンネット
1983年1/9~12/25 全48話
1984年1/8~12/23 全49話
1985年1/6~12/29 全46話
1986年1/5~12/28 全51話
1987年1/11~12/27 全48話
1988年1/10~12/25 全43話
1989年1/15~12/24 全41話
1990年1/14~12/24 全40話
1991年1/14~12/22 全40話
1992年1/12~12/20 全40話
若草物語 ナンとジョー先生
1993年1/17~12/19 全40話
1994年1/16~12/18 全39話
1995年1/15~12/17 全33話
1996年1/14~8/18 全26話
1996年9/1~1997年3/23 全26話
2007年1/7~12/30 全52話
2008年1/6~12/28 全52話
世界名作劇場(BSフジ)
こんにちはアン~Before Green Gables
2009年4/5~12/27 全39話
シリーズが2度も中断したが、後期では見知っ
た作品名が覗かせている。名犬ラッシ―や家
なき子レミ、レ・ミゼラブルを放送していた
なんて、少し驚いている。
今でも語られる名シーン
何と言っても『ハイジ』のクララが立つシー
ンは、数々のテレビ番組で扱わられる事が多
いが、最終回のゼーゼマンと祖母の前でクラ
ラが歩くシーンも感慨深い。
た。♬おさ~びし~やまよ~♬
フランダースの犬の名セリフもまた心に来る
ものがありました。
「おじいさん、しんじゃやだよ。ぼく、ぼく
ひとりぼっちにしちゃやだよ。」
「わかったよ。お前はいつまでも僕と一緒だ
って、そう言ってくれているんだね。
ありがとう。」
「とうとう、とうとう僕は見たんだ。
なんて素晴らしいんだろう
マリア様ありがとう
これだけで、これだけで僕はもう
何にもいりません」
そして最後の「バトラッシュ疲れたろう
僕も疲れたんだ
なんだかとても眠いんだ、パトラッシュ」
には本当涙しましたし、母をたずねて三千里
は、子供が一人で行く訳がないなどと言いな
がらでしたが最終回で涙しました。
そうそう、小公女セーラの最終回も忘れては
ならないだろう。
最後に
いやはやなんとも、2度も中断はあったものの
26作も続けていたとは驚きを隠せない。
『どろろ』からスタートした事にも驚きであ
る。フジテレビ系の18時~20時までのアニメ
で我々50代は育ったのは確かだった。
して始まるムーミンからのシリーズには癒し
もあったかもしれない。
視聴率も健闘していたらしいが、他番組に影
響していたのではないと筆者は思う。
前番組が何をやっていたかの影響ではないだ
ろうか、バランスが崩れたためとも言えるし
、あとは作品選定だったかもしれない。
筆者は南の虹のルーシーまではなんとか憶え
ていたが、それ以降は小公女セーラが始まる
まで視聴出来ていなかった。
最後はBSで放送し2009年まで、よくやったも
のだと称賛したい。