youtubuから引用
『トップガン』➕『エースをねらえ』
のようなタイトル
熱血スポコン女子アニメか
まだ手書きの時代で、このクオリティ
キャラデザも良い!
お約束も盛り沢山
ガイナックスの1988年の作品。
『トップをねらえ!』
ご紹介します。
わぎょうのポイント
この主人公の高屋ノリコの冒頭のセリフが印
象的だった。
「大きくなったら私も宇宙パイロット
になって、パパと一緒に宇宙に
行きたいと思います。」
ちょっとジーンとなってしまう。
この作品の凄いと思ったのは、バストが揺れ
る描写が印象的だった。
揺れる描写は今でこそ普通だけど、この時代
では普通ではなかった。この揺れる表現によ
りキャラの躍動感がアップした感がある。
感情が剥き出しになるシーンでは、崩れる顔
面と髪の乱れ様とか細部にわたって表現され
ている。元々意地悪そうな顔だけど、「ここ
まで崩すか」と言わんばかりに描き、髪の毛
の表現も、この時代では秀逸だ。マシン兵器
で腕立てとか腹筋とか組体操とか意味あるの
か的な馬鹿らしい作画もあるが、そこがまた
面白さを誘っている。
鉄下駄履いて階段駆け上がるとか訓練がある
のだが、エースをねらえのパロディでもある
このシーンは何度見ても笑える。
一見意味のなさそうなところを、面白く表現
している。
そんなところがこの作品のポイントが高いと
ころだと思う。
1話ごとに「トップをねらえ!科学講座」
があって、これも楽しさの一部だった。
あらすじ
トップをねらえ!は1988年~1989年
全6話からなるOVAで3巻に収録されている。
各話あらすじとサブタイトル
ショック!私とお姉さまがパイロット⁉
宇宙船が宇宙怪獣に襲われ艦長が亡くなる。
娘である主人公のノリコは沖女に入学し
トップを目指す。そして彼女は学校一の
成績優秀で美人の先輩
(周りからはオネェ様と呼ばれ慕われる)
と運命の出会いを遂げる。
そしてカズミと共にトップに選抜される事
になるのだが、ノリコがパートナーでは足手
まといだと言い出す輩が現れる。
ノリコはトップになれるのか・・・
YouTubeから引用
不適!天才少女の挑戦
エクセリヲンが完成するまで、地球軌道上の
ステーションで訓練してる最中、亜高速で
航行する船をレーダーがキャッチする。
調査の為にノリコ、カズミ、オオタコーチ
の三人で行くのだが、その船は、
なんとノリコの亡くなった父の船だった。
ノリコを止めるよう言い放つ教官、
三人の運命は・・・
初めてのときめき☆初めての出撃
エクセリオンが完成し、いよいよ宇宙怪獣
との戦いに向かう。だがカズミからペアの
解消を言い渡されるノリコ、そんな時
出会ったスミス・トーレンとペアを
組むことになった。
LEAF64の星域で宇宙怪獣と遭遇し
戦うことになった。ノリコとスミスは
無事戦い抜くことができるか・・・
発進!!未完の最終兵器!
オオタ中佐はノリコを鍛える。
仲間を助けるためには自分が強く
ならなきゃ駄目だからだ。
地球に帰還中のエクセリヲンを
追って宇宙怪獣がやってきている。
宇宙怪獣に地球の場所を気付かれない様に
するためにワープアウトして戦うことに、
マシン兵器を他の同僚に渡してしまい
艦内待機となったノリコ
次々と破壊されていくマシン兵器と宇宙戦艦、
エクセリヲン、ノリコはこの危機を
どう乗り越える・・・
youtubuから引用
お願い‼愛に時間を!
宇宙から帰ってきて沖女の卒業式が待ち受け
ていた。そして縮退レーダーが敵の大集団が
こと座方面にやって来ていた。
オオタ中佐がノリコを呼ぶ。
ノリコはオオタとカズミが揉めているのを
目の当たりにする。
着々と近づいてくる敵集団
そしてオオタ中佐はエクセリヲンを利用した
ブラックホール爆弾として使用することを
提案する。エクセリヲンとガンバスター
(バスターマシン1号と2号)が宇宙怪獣の元へ
と向かう。
作戦は成功するのか・・・
果てし無き、流れの果てに
銀河の中心に向かうエルトリウム、宇宙怪獣
をブラックホール爆弾で殲滅する為に宇宙の
海を行く。
木星を利用した縮退炉を搭載したバスターマ
シン3号が完成まじかだった。
オオタと結婚し沖女で教官していたカズミは
バスターマシン3号に志願していた。
オオタの墓前に報告をして、教え子と別れバ
スターマシン3号でエルトリウムの待つ銀河
の中心向かうのだった。
エルトリウムでノリコと合流するカズミだっ
た、ノリコはカズミの変った姿に戸惑った。
ブラックホール爆弾を用いた作戦が始まる。
それまでノリコとペアを組んでいたユングは
カズミにガンバスターのキーを渡す。
そして最後の決戦に挑むのだった。
だがブラックホール爆弾(バスタマシン3号)
は縮退連鎖が数パーセント足りないことが
判明した。
この決戦勝つことができるのか・・・
キャスト
タカヤ・ノリコ・・日髙のり子
アマノ・カズミ・・佐久間レイ
コーチ/オオタ・コウイチロウ・・岩本規夫
ヒグチ・キミコ・・淵崎ゆり子(1話)
勝生真沙子(5話・6話)
副長・・西村知道
スミス・トーレン・・矢尾一樹
カシハラ・レイコ・・勝生真沙子
タカヤ・ユウゾウ・・広瀬正志
スタッフ
監督:庵野秀明
原作・脚本:岡田斗司夫
ロボットデザイン:大畑晃一
アニメーションキャラクター
製作:ガイナックス
主題歌
オープニングテーマ
アクティブハート・・酒井法子
挿入歌
トップをねらえ!~FlyHigh~
日髙のり子・佐久間レイ
エンディングテーマ
トライAgain...! ・・酒井法子
まとめ
これは是非とも見て欲しい作品
庵野監督だからとかじゃなく
面白いと思う作品だ。
勿論スタッフ見てもハズレはないよ。
1980年代で手描きでのクオリティだからこそ
見て損は無い。ロボと宇宙怪獣の戦闘シーン
マシン兵器同士の格闘シーンも結構胸熱だ。
最終話はもう感動で涙が出てくる。
「えっ!わぎょうは歳だから涙腺
緩いだけだろ」って言ってない?
美少女キャラとロボの組み合わせで
面白い作品である。