わぎょうのブログ

アニメ・映画・雑記ブログです。

あなたはパチンコする時、釘を見て打つ?

 

パチンコする時、何を見ますか?

台データで大当り回数とか?

それとも、適当に座る?

いつも同じ台?

今、何回まわっているんだろうか?

という人は多いはず

釘みてるよ~って言う人も

いるかもしれないけど、

どこ見てる?

という事で、軽く書いてみた。

『あなたはパチンコする時、釘を見て打つ?』

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はじめに

今は、釘調整は『未承認変更』になってしま

うので、多くのパチンコ店は釘は叩いてない

はずだ。99~00年代は、遊技台の釘が折れた

ら、お客様の目の前で修理したりしていまし

た。パチンコの釘だけじゃなく、役物、潰れ

た風車、ハンドル、スロットのコインセレク

ター、ホッパー、レバー、ストップなどのボ

タン類なども交換していました。

これらの行為は『未承認変更』で処罰の対象

なので、承認変更を届けて、許可が出るまで

、その台は動かせないが殆どでした。この

『未承認変更』という言葉が釘調整は駄目と

なり、今の遊びの無い状態になっていってギ

ャンブル性が更に上げたのではないだろうか

ギャンブル性に関しては、景品への1玉当た

りの数字、所謂、換金率が一番だろうが、メ

ーカーの作る機械にもその一端はあると思う

のだ。そもそも、利益調整の手段である釘調

整を止めた事で、調整が上手くいかず客離れ

が起きているのではと思う。

もう5年以上も業界から離れているので実際

は定かでない。

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どこ見てる?

冒頭でも書いたが、どこ見てますか?、”遊

びなんだから適当でいいでしょ”が殆どの人

ではないだろうか、一番はスタートする始動

チャッカ―周りの釘ではないだろうか?

昔の新台入替は新台は全機、甘釘が殆どで良

く回りました。出すイメージのお店に行って

は釘の甘い台を見つけると、良く買ってまし

た。ただ昔は換金が2.2や2.5と低かったけど

出玉は今と違って2300発とあったので楽し

かった。

昔のTV番組ではドラマの中でも釘を叩く演技

なども見られましたし、釘師さんや、お店の

偉い方が釘を叩いたりするシーンがありまし

た。

その番組の中でスタート釘も重要だが横のス

テップ釘も要のような事を言っていた。

メーカーから納入されてる台の釘は平均的に

4°~5°で配置されている、ステップ釘を盤面

で3°あげると300台で60万も出玉がでると3°

下げるとその逆だと言うのだ。

パチンコ台は見た目、垂直に取り付けている

かのように見えるが、傾斜4分~4分5厘で取

り付けられている。そして先程書いたメーカ

ーから納入された釘の状態は4°~5°で構成さ

れていて、取説にも細かく記してあるのだ。

上げてある釘に球が当たると盤面方向に撥ね

るし、下げればガラス側に撥ねる訳だ、時折

ガラスに当たった音が鳴る場合があるのは、

殆どが下げた釘に当たっている事に成る。だ

が最近はパチンコの盤面がアクリル仕様にな

っているので全部がそうとは言い切れない。

※ドラマは「グッドラック」というタイトル

で松本明子が主演でパチンコ店が舞台です。

キムタクのドラマではありません。

 

スタート釘

通常、締めていてもスタート釘の幅、釘先の

サイズ11.75㎜だが、上向きに開けると、上か

ら見るとチョットだけ開いているように見え

る。スタートは上、正面、横から見るのが良

いのではないかと思う。

そうそう、お店側は1000円当たり何回とは考

えていないはず、お店のデータ表では1分間

で何回まわっているかだ、今だと大体サイズ

が11.75が平均として、分間5.8ぐらいかと言

いたかったが、もっと低いかもしれない。

回ったり回らなかったしている台を多く見

かけるので、平均値は5.8や6回と高いかもだ

が、実質体感は5.5とかかもしれない。

 

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逆はかま、逆八の字

筆者は風車は触らないを基本としていたので

触ってはいなかったが、上から確認だけはし

た方が良いでしょう。風車上の逆八の字もAB

間は釘幅は、板ゲージで釘先11.50~12.0mm

が基本調整していたが、これ以上広げて調整

するお店は無いだろうと思うが書いておこう

Aの釘を軸にBを外側へ調整すると、玉は外へ

と散らばる率が高くなるが、このAを外へ1°~

2°調整する場合もある、さらにマイナス調整

になってしまう。AB間に線を引き、その中心

に直角に線を引くと玉の流れる方向線が出来

る、その線が風車の中心の内か外かで、良い

悪い調整かの判断材料にもなる。

ABを上下に角度調整するのもマイナス調整だ

、例としては、A釘を下げBの釘を上げ釘調整

されると、やはり外側に流れる率は高くなる

。まだ叩き始めたばかりの頃の失敗例と言え

ば、AB間を12.25~12.50㎜まで開けて、利益

を上げ過ぎた事を思い出す、スランプの出方

が激しかったと記憶している。結論としては

AB間は11.50や11.75㎜で狭い方が、玉の流れ

は安定するのである。

ワープ釘・スルーチャッカー

ワープ釘は、大体が玉ゲージと呼ばれる道具

で調整されている。図で見るとワープ横の1本

の釘の角度が肝となる。釘が上に上がると、

球が当たった時、釘先に流れるのでワープ入

り口が狭いと入りづらくなる。

スルーチャッカー周りも似たようなもので1本

の釘が要です。スルーチャッカーも玉ゲージ

や板ゲージで調整するが、この1本の釘で確変

中の球の増減に関わる。

 


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数字を下げたい箇所の釘が狭いのはもっとも

で、この近くの1本の釘の角度が更に入賞率

を下げる、更に外側に振るともっと悪くなる

のだ。

上から見て上下の釘が✖になるような調整は

絶対ダメである。(今時はそんな店は無いと

思うが・・・)

渡り釘

風車を抜けてスタートチャッカ―までの道釘

を渡りというのですが、ここもマイナスされ

る所である。所々に釘の無いところがそうで

ある。納入された台は完璧な釘になっている

事は無いので、試し打ちすると良く引っ掛か

りブドウを形成する。このあいだ、某店舗で

見たのだが、スタート近くの渡りが全て内側

に寄っていた、ここに当たった釘は勢いを無

くし失速するか、渡りと渡りの間のブラック

ホールに飲み込まれてしまうだろう。

釘の当たりが良ければ上へ飛びステージへと

行く事もないわけではない。

 

昔は雨の日は釘が緩むと言われてた。

盤面が木製で真鍮で出来た釘を打っているか

らだった。木製であったが為、湿度に影響し

たからだが、今はアクリルベースになってる

ので、ほぼないだろう。緩むではなく狭くな

る現象がある事を知っているだろうか。金属

には剛性という元の形に戻る力がある。元々

狭いピッチで打ち込まれた釘は、開いても数

日すれば元に戻っているケースがある。だか

ら良くゲージを当てて再確認するのだが、剛

性と球の衝撃や振動で数日かけて戻る。玉の

かかりをスタッフから連絡うけて、夜に直す

のだが、触ってもいない箇所の報告が意外と

多いのだ。

夜の清掃で、ガラス戸や発射レールを掃除す

るのだが、布で清掃すると釘に引っかけてし

まうというケースもある。昔は布で清掃して

いたので多かったですし、報告してくれれば

良いのですが、面倒くさがって放置された状

況もあるほどです。毎日のメンテナンスは必

要なんです。釘が折れかけている状態を発見

しやすいのもメンテありきだと思います。

参考動画

YOUTUBEで古い動画なら

  • 実録パチンコ店戦争前編
  • 釘師による釘調整実践編
  • 釘の学校 実践山田塾
  • 最近のなら
  • 釘師バンバン回転する台の釘を徹底解説してもらいました。
  • パチプロの釘読み
  • パチンコ釘チェッカー

等で解説しているので興味のある方は見てく

ださい。まだ、YOUTUBEで検索すれば出てく

る昔のパチンコ関連の動画の数々、懐かしい

限りである。

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最後に

現役時代は、やり過ぎて次の日お客が座らな

くて真っ青になった事もあるし、逆に赤字続

きの日もあったりとパチンコの釘調整は苦労

が絶えなかったが面白かったです。

釘の上下の角度差で入る入らないの調整は、

日々のデータを見るのが楽しかったです。

余計なとこには、賞球を少なくし、その分

スタートを回せるようにしたりと、そんな思

い出に浸りながら書いているが、釘は出さな

い為の調整や悪い事にされると悲しいの一言

だ。(実際、未承認変更なので駄目なのだが)

何故、釘を叩くのを資格、免許制にしないの

だろうかと疑問がわくが、脱税などの悪の温

床であった昔の話や某国の資金源と言われて

るので、悪いイメージは払拭出来ないんだな

思う、だがそこに働いている若い方達には関

係ない事なので、優しい言葉をかけて欲しい

ものだ。